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メールマガジン 第3号
リハビリ成功のカギは見える化!? ~座位姿勢が改善、離床時間が大幅UP~
※本メールは過去に弊社スタッフがご挨拶させていただいた方、弊社ホームページより問い合わせをいただいた方、資料のダウンロードをされた方へお送りしています。
お客様
こんにちは。住友理工健康介護事業室の宇佐美です。
日頃より、体圧測定器SRソフトビジョンをご利用いただきありがとうざいます。
新緑がまぶしい季節となりました。いかがお過ごしでしょうか?
お手持ちのSRソフトビジョンについて、
「みんなどんな使い方をしているのかな?」
「せっかくだから、もっと活用したい!」
そんな風に思うことはありませんか?
SRソフトビジョンは、褥瘡予防だけでなく、リハビリにもご活用いただいています!
今回は、体圧測定器SRソフトビジョンを活用し座圧を「見える化」することによりリハビリの効果を高めることができた事例をご紹介します。
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<活用事例>
「ベッドから離れ、車いすで過ごす時間を増やしたい」
そんな思いを叶えるためには、”車いす座位の改善”が課題となりますよね。
今回、臀部の痛みや下肢のしびれが原因で、長時間離床できなかった患者さんが、5時間ほど車いすに座れるようになった事例をご紹介します。体圧測定器SRソフトビジョンを活用し座圧を評価、「見える化」することでご本人にも理解いただきながら、リハビリを行うことができました!
(患者情報)
・69歳男性
・心原性脳塞栓症の合併症
左片麻痺、高次脳機能障害(運動性失語、全般性注意障害、左半側空間無視)あり
患者さんの奥様から、訪問リハビリのPTの先生に、「最近ベッドで過ごすことが増えてしまった」と相談がありました。車いすに座るとお尻が痛くなるそうです。
体力低下と、奥様の介護負担増加を防ぐ為、車いす座位の改善を目指します。
【1】現状把握
見た目に明らかな姿勢の崩れはありませんが、体圧分布を確認したところ、右座骨周辺に座圧が集中していました。
患者さんには、麻痺側(左側)に荷重がかけられていないという認識は無かったため、とても驚いていました。
右坐骨神経の圧迫が、臀部の痛みや下肢の痺れの原因となっている可能性もあります。
【2】リハビリ開始
座圧をリアルタイムで確認しながら、体を左右に揺らし、姿勢が変化すると座圧も変化することを実感してもらいます。
失語や注意障害などの高次脳機能障害がある患者さんですが、SRソフトビジョンは座圧分布が色で表示されるため、視認しやすいようです。
麻痺側に荷重をかけることを意識し、理想の座位保持の練習を継続しました。
【3】リハビリ4ヶ月後
4ヵ月間のリハビリの結果、左右の座圧の差がほとんど無くなりました。
右座骨部の圧が軽減されたことから、右下肢の痺れや右臀部の痛みも改善し、5時間程度の車椅子離床ができるようになり、QOLが飛躍的に向上しました。
今後も、SRソフトビジョンを活用し、骨盤前傾運動や前傾を促すポジショニングで、仙骨座りの改善に取り組みます!
リハビリ効果を高めることが期待できます。
ぜひ、ご活用ください。
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